たぶ噺。

たぶがちょこちょこしゃべります。

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お喋りな行間。

ここらで最近読んだ本をまとめておこ。
本も読まずにぼーっとしていたんじゃないんです。
ぼーーっとはしていたけど本も読んでいたんです。


『不道徳教育講座』/三島由紀夫
初三島本です。本好きを豪語しながら近代のものってあんまり読んだことがない。
文体がどうも入ってきにくいというか。
これは小説じゃなくエッセイなんやけど、おもろーい!三島人生哲学炸裂。
こんな風に人生飄々と生きていけたらかっこいいなぁ。
しかしそれにはやっぱり教養が必要なのだな。実にスマート。憧れる。
これを機に小説にも手を伸ばしてみようかと思う。

『たった一人の反乱』/丸谷才一
満を持して丸谷さんの代表作に挑戦。
個人と社会、というのがテーマだと思うんだけど、
社会に対して登場人物達がそれぞれなりの反乱を起こす。
嫁の祖母(前科者)と同居し始めたことで起こる主人公の家の中の変化と、
主人公自身の意識の変化の描写がおもしろい。
あと、家政婦も老女も中年の商人女も、「女」として描かれており、しかも可愛らしい。

『理由』/宮部みゆき
高校生の頃、本作で直木賞を受賞したときに読んだんだけど、
読み終わったその瞬間にはからくりとか人間関係を理解できていたのだけど、
その後母さんや妹と話し合っているうちにこんがらがっていき…
とにかく「ややこしい」という印象だけ残っていたこの『理由』。
今回は3日くらいで一気に読んだら意外にややこしい感はなかったです。
この人の小説はいつもいい意味で「親切」なんだよね。
人柄や人間関係の描写もさることながら、現代の時代性もしっかり捉えられていて
凄い作品だと思う。
映画ではどんな風にまとまってるのかも気になるところ。

『ニューヨークからきた猫たち』/椎名誠
久々の椎名さんです。中学校で読んだ『岳物語』に始まり、
高校にかけてSFものやエッセイなど殆ど読んでました。
今回たまたま図書館で目に留まったので久々に読んでみることに。
息子さんが写真家目指してアメリカの大学へ行っておられるそうで、
『岳物語』のイメージが強いたぶは「えぇっ!?そんな大きいの!?」とびっくりでした。
それ以上に、なんつーか、椎名さんの「お歳を召された感」を感じました。
まぁ本作は昔のエッセイみたいな「ゆるり放浪記」的なものとは趣が違うので
そういう感傷的な部分やお疲れな部分も出てきてるのかもやが。
昔のエッセイでは「山行って海行ってがっはっはな父ちゃん」てイメージだったので。
でも表現自体は「あぁ、やっぱり椎名さんだなぁ」と感じました。
久々だったのでほっこり、懐かしかったっす。

『ルパンの冒険 アルセーヌ・ルパン全集(3)』/モーリス・ルブラン
わーーい、ルパンルパン!
でもルパンは本作では大半を変装して登場しており、
変装の達人であるルパンは人格までも変えてしまうので、
あの大胆不敵なルパンは最後の方でしか見れませんでした。
でも秘密のエレベーターとか柔道とか、手錠抜けだとか、
ルパンお馴染みのものがいっぱいでてきてやっぱり楽しかったです。


不道徳教育講座たった一人の反乱理由ニューヨークからきた猫たち
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  1. 2005/09/15(木) 11:35:51|
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