たぶ噺。

たぶがちょこちょこしゃべります。

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雷華。

宇宙船ソユーズがドッキング成功したね。
ソユーズとは「結合」とか「同盟」という意味なんだと。

ところでこのブログのたぶのアカウントである"sputniksweetheart"は
察しのいい人ならお気づきでしょうが、
村上春樹さんの著作である「スプートニクの恋人」から勝手にいただいてます。
ただ春樹さんの小説の中でいちばん好きってだけなんやけど。
もー10回は軽く読んだで。
毎年年越し・年明けの瞬間を一緒に迎えてます。

で、このスプートニクも宇宙船ではないけど、世界初の人工衛星の名前。
そもそもこの小説にスプートニクが出てくるきっかけは、
登場人物が文化の流れ(?)のビートニクと、スプートニクを間違える、
というところなんだけど。
このスプートニクとは「旅の道連れ」とかいう意味らしい。



何故一定の軌道をひとりぼっちでぐるぐる廻り続ける孤独な鉄の塊に
「旅の道連れ」なんて意味の名前をつけたのだろう?



というようなことに小説の登場人物は思いを馳せます。
もちろんたぶも。
そしてこのスプートニクの「孤独さ」が
作中では人生というか、人と人との触合い、などに重ねられます。
そこの一節が非常に好きなんです。


スプートニク2号には、ライカという名前の犬が乗せられ、
宇宙空間に出た初の生命体となった一方で、
人工衛星が回収されなかったために宇宙開発実験における初の犠牲ともなった、
というエピソードがあります。


そういえばこの小説が出たのが高校生の時だったんだけど、
美術の授業で絵本を作る、というのがあって、
このライカを題材に絵本を作ろうとしたんだけど、
なんだか哲学的すぎて、結局断念したことがある。

事前に訓練を受けてたとは言うけど、
誰がライカの孤独を理解できるだろう?
(孤独を理解しようとするのがそもそもの間違いかもしれんが)
宇宙空間へ出てライカは何を考えただろう?
そもそもそこが宇宙だということがわかってたんだろうか?
「宇宙」という言葉の意味や概念はわからなくても、
いつもの頭上高くにある青い空の、そのまたずっと向こうだということが?
とか色々考えて、
死に際に何を思ったかに至ってはますますわからなくて、
結局ラストもどう結んでいいのかわからなくて、やめた。
ライカがどんな犬なのかわからなかった、というのもあったけど
(個人的な、いや個犬的な?名前だとする説と犬種だとする説とあるし)
小さな哲学的宇宙に投げ出されて、どうしようもなかった、
というのが主な理由です。
でも今思えば、たぶがライカに関する哲学的宇宙で感じた
「どうしようもない」というのが宇宙空間でのライカの心境に
いちばん近かったのかもしれないな、と。
意外ときょとーーん、としてて驚きや苦痛、なんてものは感じなかったのかも。
いや、感じることができなかったというか。

結構最近になって、スプートニク打ち上げ数時間後にライカは死んでいた、
という報道があったらしい。

…なんだかな。

そういえばこの「スプートニクの恋人」は
たぶが家族以外から初めてもらった本でもあります。
周りの人に誕生日何かあげよかーとか言われると、
たぶは何かと「本が欲しい」と言ってたのですが、
言われた人からすると
そんな安物でいいの?とか
本屋で探すのがめんどくさい、とか
図書券でいい?とか、そういう認識のようで。

誕生日とか、記念日に本を贈る、もらうっての
たぶ的になかなかいいと思うんやけどなー。
だってその本の物語と、記念日の思い出と、
その本をくれた人との思い出が重なり合ってどれもきっと忘れへんやん。
重なり合って、自分だけの物語ができるわけやん。
…それって、素敵じゃない?
というのは少々ロマンチスト気味ですか。別に好きな人に限らず、ですけど。
まぁこのへんが今までブログ公開してなかった理由でもあるわけなんだが。
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  1. 2005/04/17(日) 22:11:22|
  2. ひとりごと。|
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